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シミュレーターは1日に何人通せるのか:企画書が飛ばす計算

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これは算数であり、依頼書のほとんどが飛ばす算数です。処理能力は、開場時間を「1回の所要時間+入れ替え時間」で割り、台数を掛けた値です。誰もが忘れるのが入れ替え時間で、混雑した会場では所要時間と同じくらいかかります。

式そのもの

1台あたり1時間の処理数は、60を「所要時間+入れ替え時間」で割った値です。総数はそれに開場時間と台数を掛けます。複雑なところは何もありません。だからこそ、依頼書にほとんど登場しないことのほうが不思議です。

各項が実際に含むもの
実際に含まれるもの
所要時間参加者が始めてから終わるまで。誰もが提示する部分です
入れ替え時間席を立ち、次の人が座り、説明を受け、姿勢を整え、開始するまで。混雑時はこれが所要時間と並びます
開場時間イベント時間ではありません。人がいない最初と最後の30分ずつは引いてください
台数当日に買い足せる唯一の項です。他は物理と人間が決めます

入れ替え時間が結論を決める理由

所要時間を削れば多く通せそうに感じますが、二重に間違ったレバーです。短くすれば体験は薄くなり、会話も短くなります。つまり、その企画が生み出すために存在しているものと引き換えに処理数を買っていることになります。

本当の処理能力は入れ替え時間にあり、それは設備ではなく人員で買うものです。現在の参加者が走っている間に次の人へ説明を終えている進行役がいれば、入れ替えはほぼ消えます。同じ人が受付も説明もリセットもデータ取得もこなすブースでは、消えません。

発注先にすべき質問

「何人さばけますか」ではありません。それは楽観的な数字を招きます。所要時間と入れ替え時間を別々の数字として聞き、掛け算は自分でしてください。運営経験のある相手は両方を即答し、人員を何名見込んでいるかを逆に聞いてきます。

そのうえで、本当に届けたい人数と突き合わせてください。計算上3分の1しか通せないなら、それは台数と人員について事前に下す判断であって、午後2時に断る行列を前にして気づくことではありません。

人を断ることの代償

行列は、動いている間だけ資産です。止まった瞬間から、去っていく一人ひとりは「ブランドと関わろうとして断られた人」になります。最初から惹きつけなかった場合より悪い結果であり、しかもそれが、まだ並んでいる全員の目の前で起きます。

よくある質問

レーシングシミュレーターは1時間に何人通せますか
60を「1回の所要時間+入れ替え時間」で割った数です。入れ替え時間は依頼書で省かれがちですが、混雑時には所要時間と同程度かかり、想定していた処理能力を半分にします。
処理能力はどうすれば上げられますか
台数と人員で上げます。所要時間を削るのは、体験の質と引き換えに処理数を買う方法です。現在の参加者が走っている間に次の人へ説明を終える進行役がいれば、入れ替え時間はほぼ消えます。
発注先には何を聞くべきですか
「何人さばけるか」ではなく、所要時間と入れ替え時間を別々に聞き、掛け算は自分で行ってください。運営経験のある相手は両方を即答し、人員の想定人数を逆に確認してきます。

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